第34章 漫喫では全力でくつろげ
『銀時・・・・そっちのことは任せる!!』
銀「はぁ!?任せるって何を!?」
『色々よ!!』
私はそう言い終えると電話を切った。
そしてそのまま走りながら色々と考える。
『毘夷夢星は・・・・・兵器産業が盛んで、巨大な武器商人みたいなものでしょ!?ならどうする?私なら・・・・どうする?』
息を切らしながら屯所に向かって走る。色々と考えを巡らせながら・・・・・・
そこで私は一つの予想を思いついた。
いや・・・・・思いついたのはずっと前だったが、言いたくなかったのだ。
『大戦争・・・・引き起こす気?』
私は立ち止った。
私はその途端、くるりと向きを変え、屯所とは逆方向に走った。
解決策がないわけではない。が、それをするには少し時間と手間がかかる。
どうにかして止めないと・・・・・
警察として・・・・・少し的外れなことをしないければならない。多分ばれれば、切腹だろう。
だが、この間護ったばかりの人たちを・・・・・失うわけにはいかない。
『作ってもらうしかない・・・・・か』
指名手配人、平賀源外・・・・・江戸一番の機械技師と謳われるあの男なら・・・・・
作れるはずだ。
情報攪乱機・・・・・何とか頑張ってもらおう。