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苦しみの中の幸せ Part2  (銀魂 土方落ち)

第34章 漫喫では全力でくつろげ



近・九「ビームサーベ流、入門したいんスけど」

そこには近藤さんと九ちゃんが居て・・・・・この世の終わりなのかと思うくらいおぞましい表情をしていた。

『あーあ・・・・・まためんどくさい事に・・・・・』

私が呆れている中、話はどんどん進んでいく。
すると手合わせをすることになった。
尾美一は俄然ノリ気で、望むところといった感じだ。

尾「おう、望むところじゃ!!楽しみじゃのう、侍と立ち合うのは何年ぶりか!!」

が、近藤さん達が取りだした物は侍でも何でもなく・・・・・
バズーカと大砲だった。

近・九「死ねェェェェ!!」
『本音言っちゃったよ!?』

すると尾美一に直撃し、橋ごと吹っ飛んだ。



と、思ったが、吹っ飛んでなどいなかった。

尾「わはははは。いかんぜよ、二人とも、こんな所でそんなものを撃っては、人死にがでるぞ!!」
『いや・・・・・死ななきゃいけないのアンタでしょ!?』
尾「え?わしか?わしは大丈夫」

そう言うと尾美一はボロボロになった手袋を外し、思いっきり握りこぶしを作った。
すると、その手から物凄いビームが現れる。

『・・・・・・あー!!思い出した!銀河剣聖ってもしかして・・・・・』

私が言い終えたかどうかわからない瞬間に、尾美一は笑い、こう言った。

尾「半分、人間じゃないきにの」

そう言い終えると、尾美一は手を振り下ろし、私達の立っていた橋を真っ二つに両断した。

私は崩れ落ちる橋から脱出し、呟いた。

『数多の星間戦争で名を轟かした銀河剣聖・・・・・・・・・その正体は・・・・・』

火種屋だ。

戦争を引き起こす為暗躍する組織・・・・・・
春雨もそのようなことをしていたので大方理解出来る。だが・・・・・・

『どうしてあの男が選ばれたの?』

そんなに大がかりな組織ならば、もっと強い者を火だねとするはず・・・・・
そしてこの地球に来た目的・・・・・

『やっばいな・・・・・こりゃ』

めんどくさいことに巻き込まれたな・・・・・・
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