• テキストサイズ

苦しみの中の幸せ Part2  (銀魂 土方落ち)

第33章 お菓子くれやァァァァ!!って言ったら大体くれる




『あ~!!おわぁったァァァァァァァ』

あれから大量に人が集まり、何とか捌き切るともう既に日は沈みかけていた。今は車で屯所に帰ろうとしているところだ。

近「いや~!瑠維ちゃんのおかげで助かったよ!やっぱり女の子の方が子供たちは馴染みやすいだろうからね」

女にも男にも子供にも近寄られもしてなかったくせによく言うよ。

沖「女ばっかり寄ってきてたのは勘違いですかねェ?」

いやいやいや・・・・・勘違いじゃないっすよ?

土「そんなこたァ、知らねェよ」

知らないわけないでしょ?寄ってきてたって!いっぱい!大量に!

私は完全に椅子に傾れ込み戦意消失・・・・・というか生気消失?心の中でしかつっこんでいない。

近「よし!屯所に帰ったらみんなで仮装パーティーだ!」
沖「鬼嫁も用意してくだせェ!」
土「まだこの格好でいる気かァ!?」

トシの言う事ごもっとも!絶対嫌だから!

あ~・・・・・疲れた・・・・体が重い・・・・足が棒みたい・・・・・眠い~・・・・・

私は何とか眼をこじ開け、隣りに座っているトシのマントを引っ張った。

土「どうした?」
『眠い・・・・・寝てていい?』

眼をこすりながら、そう訴えるとトシは少し顔を赤くしながら、ああ・・・・・とそっけなく返事を返した。

私はそのままトシにもたれかかり、意識を手放した。
/ 310ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp