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苦しみの中の幸せ Part2  (銀魂 土方落ち)

第30章 いざ開戦!!


呆れたように言うと、神威は笑う。

神威「それもそうか。姉御は残忍だからね」
『・・・・・・止めてくれる?あんたに言われると気持ち悪い』
神威「冷たくない?姉御」
『イライラさせてんのはあんたでしょうが!!その頭叩き割って改造してやろうか!?この戦闘バカ!』
神威「不満爆発?カルシウム摂取しないと、てか・・・・そんなに怒るとハゲるよ?」
『あんたの方が遺伝子的にハゲになる確率高いわ!!あんたのお父さん何!?何が悲しくてあんなに焼け野原になってんの!?』
神威「俺に聞かれてもなァ・・・・本人に直接聞けば?」

ことごとくやり過ごされる。これじゃどっちが年上かわからない。と思ってたら・・・・・

神威「これじゃ俺の方がお兄さんみたい・・・・・・」
『じゃあ死ねェェェェ!!クソ兄貴ィィィィ!!』

そのまま踵落としを神威に仕掛ける。が、簡単に受け止められる。

神威「血の気が多いなぁ・・・・そんなんじゃ折角の美人さんも台無しだよ?あ、もう台無しか」
『可愛い顔して何でも許されると思うなよバ神威!』

そのまま刀を抜こうと手をかけたが、それは制された。

阿「こんな所でも喧嘩ですか?仲がよろしい事で」
『よくない!!』

阿伏兎によって止められた。私は阿伏兎の言った言葉に噛みついたが、軽くあしらわれる。

阿「もう少し、春雨の提督って事を意識してもらえねのか?俺達だけならまだしも・・・・・他にも居るだろ?」
『はぁ?がっつりタメ口で話してる奴に言われたくないけどォォォォ?』

語尾を以上に伸ばし、反論する。が、阿伏兎はガン無視。

阿「すまねぇな。ウチの大将、血の気が多くてよ。今見たことはなかったことに・・・・・・・」
『別にいいじゃない。私の性格知ってる人たちばっかりなんだから・・・・・・今さら隠しても意味ないって』

私はイスに座り、背もたれにもたれかかる。
阿伏兎はそんな私を見て、ため息をついた。
・・・・・阿伏兎って・・・・私の扱いに慣れてきてない?

阿「そうだとしても・・・・・・ハァ・・・・もういい。言ってもきかねェんならよ・・・・・・」

呆れたように言い捨てると、会議室から出て行った。しかし、もう一度戻ってくると、私に強烈な一言を投げかけた。

阿「書類、山のように準備して待ってるんで、早く帰ってこねぇと・・・・・・どうなるかわかってますよね?」
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