第4章 裏切り者って何かかっこいくね? (真選組動乱編)
隊「副長ォ」
突然、パトカーが私たちの側に止まり、隊士たちが4人降りてきた。随分とあわてた様子だ。
隊「ようやく見つけた!!」
隊「大変なんです、副長ォ!!スグに・・・スグに隊に戻ってください」
新「何かあったんですか!?」
新八君が焦った様子の隊士たちに声をかけた。返ってきた答えは、耳を疑いたくなるようなものだった。
隊「山崎さんが・・・山崎さんが!!何者かに・・・殺害されました」
ジミーが・・・死んだ?うそでしょ?そんなのありえない・・・
うん、ありえないよ!!あいつは死なない!!死にそうにない!!
・・・ていうか、そんなに危ない所にわざわざトシを連れて行ってどうなるわけ?下手人も見つかっていないなら手の施しようが・・・・・・・ああ、なるほどね
私がそう考え、行動したのと、銀時たちが動いたのはほぼ同時だった。