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苦しみの中の幸せ Part2  (銀魂 土方落ち)

第25章 ありがとう。って何か寂しくない?


銀時side

まぁ・・・・・ゴリラに話すと・・・・信じられねェみてぇな顔しやがった。
俺の方がそんな顔してぇってんだ。

近「それで、瑠維ちゃんは何て!?」

俺は手紙通り言う。

銀「貴重な情報ありがとう・・・・・だってよ」

俺はそう言い、立ち上がった。そして聞き耳をたてていた隊士どもに言った。

銀「残念だったなァ・・・・お前ェら利用されてたらしいぜ?・・・・ったく女は恐いねェ」

土方の隣を通った。
その顔は、驚きよりも憎しみへと変わっていた。
それが俺に対する感情なのか、瑠維に対する感情なのかは知らねェ。

俺は桜を見た。まだ、満開とは言えないが、随分と花が増えたように感じた。

本当にこれでよかったのか?愛してる奴に、わざと憎まれ怨まれるように仕組むなんざァ・・・・・・

銀「バカだな・・・・・アイツも」

言い終えた瞬間、強い風が吹き、桜の花びらを舞わせる。

それは酷く儚げだった。
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