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苦しみの中の幸せ Part2  (銀魂 土方落ち)

第22章 今はnow、昔は・・・・・・昔?



私はその後、トシの入院している病院に見舞いに行った。
定番の果物と、トシにとっては定番のマヨネーズを見舞いの品とした。

隊服なので目立ちはするが、この隊服は男避けになる。
・・・・まぁお呼びでない、武闘派の男たちは群がってくるが・・・・・

質素な白い廊下を進んでいくと、「土方十四郎様」と書かれたプレートのかかってる病室を見つけた。

個室ではなく、大部屋だったのでわざわざノックしなくてよかった。
中に入ると、若い男の人が2人、おじいちゃんが1人、中年の男性が2人居た。微笑み、会釈をすると相手も会釈を返してくれた。

「ひ・・・・土方さんなら、煙草吸いに行ってますよ?」

若い男の人がそう教えてくれた。・・・・・入院してまで煙草とは・・・・・さすがはヘビースモーカー。

やれやれ・・・・と言ったように肩を落とせば、頭が軽く小突かれた。振り向けば、少し嬉しそうな顔をしているトシが。
久方ぶりに会ったトシに対する、私の第一声目がこれだ。

『・・・・にやけの副長』

次は思いっきりげんこつを落とされました。
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