第21章 人を利用するのって・・・・楽しいよね(バラガキ編)
『五ォ・・・四・・・・三・・・・二ィ・・・・一』
私は見廻り組が突入するまでのカウントダウンをする。
『零』
言い終えるかどうか微妙な瞬間に見廻り組が突入してきた。
もちろん、人質もろとも叩き斬ろうとする。が、それは妨害される。
銀「こっからは俺の好きにやっていいんだな」
携帯片手に佐々木と連絡をとっている銀時によって。
土「てっ、てめーはァァァ!!」
トシは唖然としている。いやトシだけじゃない、攘夷浪士共も見廻り組の隊士たちも。
私は鳥肌が立った。
たった一振りでここまでの人間を注目させ、一振りで見廻り組の隊士たちを混濁させる。
これぞまさに・・・・・白夜叉。
銀時が電話を切り終えた瞬間、見廻り組のヘリが現れた。
銀「んなこってろうとは思ってたぜ」
トシは警戒し、後ろを見る。
そんなトシに、
銀「まァ、待てよ。俺ァ何も真選組につこうってんじゃねーよ」
そう言った。