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苦しみの中の幸せ Part2  (銀魂 土方落ち)

第19章 オタクって・・・・・多分童貞だよね


・・・・・・そして、無言のまま三十分経過。

トシはと言うと・・・・まぁ不機嫌ですな。
何かこんだけ黙ってると、もう意地でも言わないっていう気になるのは私だけ?
てかさ~・・・・イタズラしたのは悪かったと思ってるよ?でもさ~トシが悪いんじゃんか。何?私が悪いって?いやいやいや・・・・・わかんないよ~。文字だけじゃわかんないよ~。・・・・いや・・・・解りやすくしてるつもりなんだけれども・・・・・

あ、話がずれた。
てかもういい?今日早起きしたからねむいんだけど?

土「・・・・拷問部屋にでも連れて行かれたいのか?」

そんなことされる前に、本気で逃げます!!
あそこ怖いよね~。・・・・・そういやさぁ・・・・・・これ考えたの・・・・・総悟じゃね?
あり?アイツ私のことはめた?私がいると、矛先が私に向くから?・・・・・まぁいいや。日常茶飯事だし・・・・・・
あれ?トシと同じ事言ってね?

土「なんか言ったらどうだ?」
『・・・・・・なんか・・・・』
土「いや・・・・違ぇだろ」
『女装の提案したの・・・・総悟だし、私怒ってたから協力しただけで・・・・・・てか、私怒らせたトシにも責任あるじゃん・・・・』

ボソボソ言うと、トシは不思議そうな顔をする。

土「俺・・・・お前怒らせるようなことしたか?」

はい出ました!!自覚なし!

『もういいや。イタズラしたのは、ほんの出来心ってやつなんで・・・・・すいませんでした』

頭を下げ、部屋から出て行こうとした。
まぁ・・・・それを許すはずがないトシは、立ち上がり、私の手を取った。

土「理由教えろって言ってんだろ?」

怒った口調では無く、優しく語りかけるような声音で。

『だって・・・・トシが・・・』
土「俺が?」
『キモイ格好してるし・・・・・ダサいし・・・・』
土「・・・・悪かった」
『オマケにそんな格好で・・・・・お通ちゃん・・・口説くし・・・・』

そこまで言うと、トシが吹き出した。
喉を鳴らせ、楽しそうに笑っている。

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