第19章 オタクって・・・・・多分童貞だよね
次の日屯所はいつにも増して、賑わっていた。
トシはというと・・・・
土「・・・オイ・・・・これやった奴・・・・あとで切腹な」
すさまじく不機嫌な顔で現れた。メイクはしっかりと落とされている。
若干・・・・残念だ。
私はすぐに写真を消去し、総悟にメールを送ってもらう。
これで一安心・・・・と思っていたら・・・・・
土「瑠維!総悟ォォォ!後で副長室来いや」
なぜかばれた。
二人して正座をさせられる。
無言の威圧感が半端ない。
土「総悟・・・・お前は・・・・まぁ・・・日常茶飯事だけどなぁ・・・・瑠維・・・お前ぇどういうことだ?」
え?何で総悟は許されてんの?
なんで私だけキレられてんの?差別じゃない?
そのうち、総悟は追い出され、私だけとなった。
土「どういうことか聞いてんだよ。黙ってたらわかんねぇだろうがよ」
怖い怖い怖い・・・・・・
土「なんでばれたか教えてやろうか?・・・・この着物になぁお前の匂いが付いてたんだよ」
『貴方は警官じゃなくて、警察犬になったほうがいいんじゃないでしょうか・・・・・』
てか私って・・・・そんなに体臭きつい?
土「なんかいったか?」
『いいえ、なんにも』
そしてまた、無言が続く。