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苦しみの中の幸せ Part2  (銀魂 土方落ち)

第17章 復習はお家でやりましょう



男は黒髪で端正な顔立ちをしていた。が、その目には大きな傷がつけられていた。その傷はかつて私がつけたものだった。

・・・・いや、私が一人でつけたのではない。晋助との共闘でようやく倒した相手だった。

『ジミー・・・・・・屯所に戻って・・・・・』
山「え?」

私の額を冷や汗が流れ落ちる。

『屯所に戻って・・・・・応援を・・・・呼んできてくれる?』
山「瑠維さん?」
『早く!!』

私はジミーを怒鳴りつけた。・・・・・この男は強い。

山「わかりました。・・・・・帰ってきたら、しっかり事情は聞かせてもらいます」

ジミーはそう言うと、屯所に向かって走り出した。

?「フッ・・・・・仲間を逃がしたか・・・・」
『・・・・アンタ・・・名は?』
永「永松俊介だ・・・・・」
『・・・・何が目的?』
永「聞く必要はない。今ここでお前は死ぬのだからな」


永松はそう言うと、私に斬りかかる。

『ウグッ!?』

私は何故か防ぎきれなかった。・・・・いや、その原因は解っている。男はとてつもなく速いのだ。そして、力強い。

ここまで速い男を見るのは初めてだった。神威も銀時をも上回る圧倒的な速さ。それに加え、この打撃力。

私はそのまま橋を破壊し、川に叩きつけられた。
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