第16章 喧嘩には仲裁が必要
ピーンポーン
と私の心とは正反対な軽快な音が鳴り響く。
ああ、確かこのインターホン連打しまくったっけ・・・・・よく壊れなかったな・・・・
とか柄にもなく過去の事を振り返ってみる。
過去の事と言えば先程の事だどうしてあんなこと言ったんだろう・・・・ああ、バカだ。私はバカだ。白バカと同じくらいのバカだ・・・・・え?アイツと同レベル?いやいやいや・・・・・そりゃないっしょ。じゃあ、あの狂乱のバカと同レベル?・・・・いやいやいや・・・・もっと嫌だ。そんなんだったら死ぬぞ?私。
じゃあ誰だ?鬼兵隊総バカと同レベル?
・・・・・・死んでいい?なんであんな顔してヤクルトキャラになんなきゃいけないわけ?あー・・・何回勝手に飲んで斬り殺されそうになったっけ・・・・・
などと一人で私はバカです・・・・え?誰と同レベル?迷路に迷い込んでいると、白バカ・・・・・いや、白夜叉のまぬけ・・・と言うか・・・気の抜けて締まりのない声が聞こえてきた。
銀「新聞屋もこんな雨の日に・・・・御苦労さまなこった・・・」
コイツの家を訪ねてくるのは新聞屋以外いないのか?
前も勘違いされたよね?