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苦しみの中の幸せ Part2  (銀魂 土方落ち)

第16章 喧嘩には仲裁が必要



街を歩いていると、いつの間にか雨が降ってきた。
最初は小降りだったが、だんだんと本降りになってきた。
雨が私の体を冷やしていく。そして、熱くなっていた私の頭を冷やしていく。

『・・・何で・・・私あんなこと・・・そもそも私が悪いのに・・・』

先程の事を思い出し、後悔が募っていく。

『・・・・・・・何で・・・』

事の発端は私の行動にあるのだ、私が怒っても意味がない。

『・・・・屯所・・・・戻りたくない・・・』

屯所以外に行くところと言えば、銀時の家以外宛てがない。

『・・・・・あいつの世話になりっぱなしだ・・・・』

私は万事屋までの道をとぼとぼと歩いて行った。
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