• テキストサイズ

青春あやまち論2【黒子のバスケ】

第5章 尽くすだけ



「気を抜いたとこで負けるわけもなーしな。赤司もそう言ってんだ」


永ちゃんの言う通り、予選は通って当然。

さらに今日は初戦なわけで、負けるなどまずありえない。


「(なんて言いつつも、結局は征十郎が言ったからそうしてるだけじゃないのかしら?)」


前を歩いてゆく洛山一行の背中を見つめながら、私はそう思った。





いくら主力は温存、とはいっても、マネージャーの私にはそんなことが関係あるはずもなく、通常通りにベンチの準備を行う。

メンバーの変更も特にないようなので、そのままメンバー表を提出した。

/ 422ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp