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青春あやまち論2【黒子のバスケ】

第4章 ごめんね



「ちょっと小太郎、何聞いてるのよ」

「だって気になんじゃん。いくらカスミンが凄いマネージャーでもわざわざ京都まで連れてくる?普通」

「あー、俺もそれは気になってた。で、どーなんだよ、赤司」


え、征十郎もいるの?!


永ちゃんの問いに征十郎はどう答えるのか。

聞いてはいけない気がするのはわかってはいるけれど、気になるのも事実であって、そして何より私の体はその場から動けなかった。


「僕と華澄は付き合ってなどいないよ」


征十郎はいつもの調子で答える。

…まあ、事実だし。


「うっそ、まじで?!絶対付き合ってるんだと思ってた!」

「へー。んじゃ、昔付き合ってたとかか?」

「いいや、僕と華澄がそんな関係になったことは一度もない」


興味津々に問い詰めるコタちゃんと永ちゃん。

それに何とも思っていないように答える征十郎。

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