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青春あやまち論2【黒子のバスケ】

第4章 ごめんね




私の嘘に気づいていながら、それでも尚友だちでいてくれようとしてくれる彼女。

私に使われているとわかっていながらも、沢山の情報を集めてくれる彼女。


「…どうして、嫌いになってくれないの…?」


ああ、今日も調子が出ないわね。

視界がぼやけてくる。

私には、泣く権利なんてないのに。

沢山の人を苦しめて、傷つけて、あやまちばかり繰り返してきたのに。


私は、額の傷跡をそっと撫でながら、俯いて涙を零した。

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