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青春あやまち論2【黒子のバスケ】

第4章 ごめんね



私がその条件を飲むと言えば、征十郎はあっさり許可を出してくれた。


「華澄ちゃんゴールデンウィーク帰っちゃうの?寂しいわね」


練習の休憩中、既に征十郎から事の次第を聞いたレオ姉が言う。


「遊びに帰るわけではありませんよ?きっちり調べ上げてきますから、お楽しみに」

「お土産は絶対買って来いよ」

「永ちゃん。他に言うことないわけ?」

「お前だって、お土産何かなー?とか言ってただろ」


私とレオ姉の隣で話を聞いていたコタちゃんと永ちゃんは言う。

その様子がおかしくて、私は少し笑ってしまう。

すると、私が笑ったのを見た三人はポカンとした表情を浮かべ、私をジッと見てきた。


「藍川、お前笑えたんだな…」

「え?」


永ちゃんは何とも失礼にそんなことを言いだす。

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