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青春あやまち論2【黒子のバスケ】

第3章 似てるの



「カスミン。あの人と何話してたの?」


用は済んだし、片づけをする樋口先輩を手伝おうとしていた時にコタちゃんが私の元へやってくる。


「今後についてのアドバイスです」

「ふーん。でもさ、赤司が連れてきたとは言え、あの人ホントに大丈夫なわけ?」

「アタシも同感だわ」


どこからともなく現れたレオ姉がコタちゃんの意見に賛同する。


「征十郎の目に狂いなんてありませんよ。これからきっと面白いことになるはずです」


私が意味深な笑みを見せれば、二人は疑うような目で私を見るが、征十郎の目に狂いがない。という点に納得したのか、そのまま体育館を出て行った。

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