第3章 花開く時
レノン「つまり・・・影山さんがボールをまったく見ていない日向さんの手の平にピンポイントにトスを上げたことになります・・・」
レノン・澤村「「その瞬間に合わせて寸分の狂いもなく・・・!!」」
月島「はぁ・・・?!」
みんなは驚きで今の状況を整理しようとしていた
日向「当たった~!!ねぇ!?今のなに!?当たったんだけど!?手に!今!俺の!!」
影山「おぉぉい!!お前!!目ぇ瞑ってたってなんだ!!!」
嘘だ・・・・
日向さんの性格は理解していたし
影山さんがやろうとしていたことは分かっていた
集中力を高めて日向さんの打ちやすく尚且つ早い速攻をそのタイミングを見つけるということ
ボールを見るなというのはただの言葉だけで
簡単に言うとトスを信じて打てっと理解していたが
日向さんは本当に目を瞑ってしまったのか!?
バレーというスポーツでは試合をしている人も審判も観客も皆がボールを見る・・・
球技では当たり前のことだ・・・・
ボールを見なくては
バスケットもサッカーも
もちろんバレーも得点につなげることができない・・・
サッカーボールを見ないでシュートしても確実に外すか相手に取られてしまう
ボールを見て正確に且つ迅速にコースを選ぶ・・・