第3章 花開く時
幾ら長年練習してきて信頼関係を結んできたプロの選手でも絶対にボールは見てしまうもの・・・
手にきちんと当たるか不安になってしまうからだ・・・
その危険を顧みずに
ただただ影山さんの言った言葉だけを信じて飛び・・・・
ボールが本当に来るか分からない状況下の中
それでも見ずに打った・・・
絶対に来ると信じて・・・・
日向「信じる以外の方法分かんねぇもん!!!」
レノン「あり・・・えない・・・」
陸上選手ですら前を向いて歩く
その道をみるから・・・
日向さんは本当に人を信頼している
日向さんの人を大切に思っていること人を無条件に信じていることが・・・
日向さん自身の性格であり武器・・・
これは・・・
練習をこなせば影山さんの集中力を試しながらも
確実に得点につなげることができてしまう・・・
そして見ることができて
使い分けをすることができたら・・・
本当に強いコンビになる!!!!
影山「俺たちに信頼関係なんて微塵もないが」
日向・田中「「っ!?」」
影山「ボールは俺が持っていく!信じて飛べ!!」
静かに頷く日向さん
そしてそれからも先ほどの速攻を使いながら試合を再開していたのだが・・・