第2章 卯の花月
それから再度澤村さんの号令より練習は再開され
無事に練習を終えた
皆さんの計らいで最初に着替えを済ませてしまった僕は
月島さんに日向さんたちのところに行きたいからっと言われて
僕は外で待っていた
春先とはいえまだ肌寒いこの季節
待っているのは少々きつかったので
体育館に向かった
先輩たちはまだ片付けをしているようだったので
着替えが済んだと澤村さんに伝えて
着替えが終わった月島さんたちの元に向かった
月島「で?どこいんの?」
レノン「グラウンドのところにいますよ」
山口「本当に男子制服着ているね!」
レノン「男ですからね」
月島「その身長だから女の子に間違われるんじゃないの??」クス
僕はその嫌味をシカトした
グランドにつくと僕は日向さんたちを確認する
もう帰ってしまったのかな?っと思っていたが
まだ二人で練習はしていたようだった
レノン「僕はこれで失礼します。やることあるんで・・・」
山口「行かないの?」
レノン「はい。急ぎで終わらせないといけないことがあるのでお疲れ様でした」
僕はその場を去った
月島さんがあの二人になにかするだろうっとは分かっていたけれど
漫画の締め切りが近い
そんな戯言にかまっているほど僕は暇じゃないから