第2章 卯の花月
日向さんらしいといえばらしいですね
たしか日向さんの中学校は公式戦初戦で北川第一中学と対戦して初戦敗退だったんすよね
菅原「ふ~ん・・・つまり!今んとこ日向の中で同年代最強の位置づけにある影山ってことか!」
日向「!!!・・・・うう~・・・!!!はぁ・・・・~!!!はいぃぃんぐぅ・・・・・!!!」
菅原・レノン「「(はいって言いたくないんだな・・・・)」」汗
僕と菅原さんの視線が合わさると二人で苦笑いを浮かべた
すぐに日向さんのほうを見て
菅原「最強の敵だったんだったらさ!今度は最強の味方じゃん!」
日向「!??・・・(影山_____勝ちに必要だとは思わない)・・・うぐぐぐ~!!!」
菅原「じゃぁよし!レシーブの練習やるべ!!」
日向「しゃっす!!!」
元気になった・・・
それからぎりぎりまで日向さんは菅原さんとレシーブの練習をしていて
僕は本当の目的よりも先に
二人の姿を観察しながら
スケッチブックを新しくだして描いていた
それから菅原さんにお礼を二人で言って
日向さんと教室に向かって午後の準備をしていた