第2章 卯の花月
菅原「行くぞ!」
バシッ!
すると日向さんは今まで以上にいいレシーブをしていた
そのままボールは菅原さんに
日向「(おお!いい感じ!)」
菅原「なぁ~日向!」
レシーブを続けながら
菅原さんが日向に話しかけていた
日向「!」
菅原「明日の朝から俺がトス上げたろうか?」
するとその言葉に強く反応した日向さんは
レシーブを返すことなくボールをキャッチしていた
日向「本当に!?ですか!?」
菅原「俺!これでも烏野の正セッターだぞ!?スパイクの練習したいだろ?」
その菅原さんの言葉にうれしそうに太陽のような表情をしていた
日向「あぁ!!はいっ!俺!スパイク大好きで!決まると気持ちいし!何よりかっこいいし!!!」
日向さんは本当にスパイクが好きなんですね
僕にはまだバレーの面白さや楽しさを理解することはできないけれど
でも日向さんを見ていると
とても楽しんでいると肌で感じているような気がいたします。
菅原「あはは!ずいぶんとスパイクに思い入れがあるんだな!」