第1章 桜が咲く季節は出会いの季節
レノンsido
レノン「イタタ・・・」
僕の今の状況
教室を出て下駄箱まで歩いていた
すると横から知らない坊主にぶつかってしまって
身長が足らない僕を突き飛ばすことなんて容易いことで
醜くも僕は廊下に尻餅をついた
お陰で鞄の他に持っていた
仕事道具が散乱していた
坊主「あわわ・・・・!!!すみませんすみません!!」
僕はぶつかってきた坊主を見ることなく
散乱した仕事道具を紙袋に入れなおしていたすると
僕の目の前に二つの影
その二人は黙って僕のものを拾ってくれた
一人は爽やかな人先輩かな?
もう一人は優しい人・・・この人も先輩のようだ・・・
爽やか「ごめんな?荷物全部ある??(可愛い女の子だべ///)」
レノン「あります。ありがとうございました」
僕はお辞儀をした
そして坊主のほうを見ると
顔を赤くしていた
レノン「あの・・・大丈夫でしたか?顔・・・赤いですよ?打ちました?コレ・・・良かったら使ってください」
僕は渡したのは
薄い水色をしたハンカチ
でもいつまでたっても僕の手からハンカチがなくなることはなく
坊主の人は固まったまま
口をパクパクさせていた
すると見かねたほかの二人がため息を付いていた
爽やか「田中・・・固まるなよ~お前がぶつかったんだからちゃんと誤れって」
田中「はっ!つい見とれてしまった!!!すみませんでした!!!!(まさかの可愛い女の子との奇跡のシチュエーションがぁ///)」
勢いよく頭を下げられる
僕はその勢いさに半歩下がってしまって
それに気づいた一番優しそうな顔をしている人が僕の頭を撫でた