第2章 卯の花月
菅原さんは昨日のことを改めて謝罪してくれて
おまけにお菓子をくれましたので
菅原さんと大地さんと清水さんだけは許してあげましょう
僕は甘いのは大好きですしね
そうして練習はそのまま続けられて
レシーブの練習を菅原さんと日向さんと僕で
田中さんは影山さんと一緒にトスの確認をしていた
いちいちスパイクを打つ度に大声を出す田中さん
少々・・・いえ・・・
ものすごく五月蝿いです
昨日の練習と大違いです
大地さんが本当に恐ろしいと受け止めておきますから心配しないでくださいね田中さん
菅原「あ!日向!余所見すんな!」
日向「俺も打ちたい!俺にもトス上げてくれよ!!!」
するとその声に反応した影山さん
すごい睨んでいた
日向「お前トス大好きなんだろ!?俺にも上げてくれよ!一本だけ!試しに一本だけ!な?」
菅原「おい日向~」
すると影山さんは顔をそらしてしまって
影山「嫌だ」
すると固まってしまった三人
日向「なんだよ!ケチか!」
田中「そうだそうだ!」
すると影山さんがこちらに向かってサーブしてきた