第2章 卯の花月
レノン「ビビってますよ。言葉が・・・田中さん」
田中「うるせぇよ!!けど!兎に角!この早朝練を知っているのは俺たち四人だけだからくれぐれも・・・」
すると勢いよく体育館のドアが開いた
そこには菅原さんがいた
菅原「お~やっぱり早朝練かぁ~!!」
田中「スガさん~!!」
菅原「おーっす!」
レノン「おはようございます。菅原さん」
菅原「あれ!?桔梗もいたんだ!」
レノン「田中さんの先輩特権乱用のおかげですが」
菅原「田中~後輩いじめかっこ悪いぞ~」
田中「ええ!?」
レノン「田中さんって絶対女子に嫌われるタイプですよね」
田中「なんだとぉ~コラぁぁ!!!それにしてもなんで??」
菅原「だってお前昨日明らかに変だったじゃん~いつも遅刻ぎりぎりのくせに鍵の管理申し出ちゃったりさぁ~」
すると衝撃を受けている田中さん
レノン「まさか・・・本気でバレてないとでもいうんですか!?馬鹿ですか!そうですか!」真顔
田中「昨日のやり返しひどいぞお前!!」
菅原「大丈夫大丈夫!大地には言わない!なんか秘密特訓みたいでわくわくすんなねぇ~!」
すると安心したのか
肩の力を落とす三人に僕は苦笑するしかなかった