第2章 卯の花月
田中「(コンビネーション以前の問題だよ!コノヤロウ!)」
僕は彼らをほっといて
体育館の電気をつけた
日向「おおお!!!体育館!!」
まったく・・・
体育館に入れただけで子供みたいだ
田中「昨日も来ただろうが!」
日向「(小さな巨人もここで練習したんだな!よーし!)やるぞぉ!!!」
そうして早朝練が始まった
日向さんのレシーブ練習をしていて
僕は影山さんの隣でボールを出していた
影山「おい!足止まってるぞ!昨日のレシーブの反応はどこ行った!!!集中しろ!」
レノン「大丈夫ですか?日向さん」
日向はゆかにうつぶせにして寝ていた
日向「ずっとレシーブだけ・・・時間なくなっちゃうじゃんか!スパイクも打ちたい!ジャンプしたい!!」
影山「そこらで跳ねてろ!!!」
田中「おい!お前ら!一つ言っておく!大地さんは普段優しいけど怒るとすごく怖い!すごくだ!」
日向・影山「「知ってます」」
僕は黙って転がっているボールを集めていた
田中「この早朝練がるとヤバイ!俺がヤバイ!べっ!別にビビッてるとかじゃないぞ!!全然!まったく全然!!」
日向と影山は顔を見合わせていた
僕はボールをすべて取ってしまった