第1章 桜が咲く季節は出会いの季節
はぁ・・・・
すると体育館に渋い声が聞こえた・・・・
??「騒がしいな!バレー部」
一人のおじさんがやってきた
田中「げっ!教頭!!」
菅原「先生!」
田中「先生!!!」
この学校の教頭先生のようだ
教頭「喧嘩じゃないだろうね?」
澤村「まさか!切磋琢磨って奴ですよ!!な!」汗
田中「ボッソ・・・何かしら問題にしたがる人だから・・・大人しく・・・」
日向「サーブ打てよ!全部取ってやる!!!」
田中さんの忠告は彼らの耳には届かないようだ
僕はまたため息を吐いた・・・・
田中「こらぁ!!!」
日向「お前のサーブ!去年は一本しか取れなかったからな!(その一本も顔面だけど・・・・俺だっていろんな人たちと練習してきたんだ!)もう!去年の俺とは違う!!」
影山・レノン「「っ!!!」」
彼はどうやら本当に努力してきたんだろう・・・
ゆえの自信なのかもしれないな・・・
影山は転がっていたボールを手にする
影山「去年とは違う・・・俺だって去年とは違うぞ!」
澤村「こらこら!君たち!勝手なことはやめなさいね!」汗
尋常じゃないくらい
澤村さん汗かいてますよ・・・
部活まだ始まっていないのに・・・
教頭「あれは一年だね?」
レノン「教頭先生・・・」
教頭「ほぅ!!桔梗君!!!君のような優秀な生徒がこの学校に来てくれたのは本当にうれしいよっ!!!」
レノン「はい、僕もこの学校に来れて光栄です。どうか彼らのことを見ててあげましょう・・・何か問題があってはいけませんし。先生という偉大な大人の方がいれば彼らも特に問題は起こさないと思います」
僕は作り笑顔を教頭先生に見せる
すると機嫌を良くしたのか
教頭先生も監修の上で彼らの勝負が始まった
先輩である三人は心の中でレノンのことを
‘‘教頭を手なづけてしまった・・・’’っと
そして僕の横に菅原さんが耳打ちしてきた
菅原「ボソッ・・・一肌脱いでくれてありがとうな?」