第1章 桜が咲く季節は出会いの季節
昔の僕によく似ている・・・
出来ないことを何も恐れないで無理を超えようとしていた頃のようだ
できるっと信じて・・・
僕は自分の胸をそっと撫でた
影山「お前エースになるからっていうにはちゃんとうまくなっているんだろうなぁ?」
日向「!?」
レノン「!!」
影山「チンタラしていたらまた三年間棒に振るぞ」
!!!!!
彼に日向さんに言っているのはわかっているけれど
かつてのあの子に言われたことと同じ言葉・・・
‘‘結局!三年間無駄にしただけじゃない!!!私の気持ちを努力を棒に振るってくれて!!!ありえない!!!’’
あぁ折角・・・
生まれて過ごした長崎を出て県外に引っ越したのに
またこの言葉を聞かなくちゃいけないんだ・・・
日向さんはちゃんと努力していたんだと思う
目にそれが表れているから・・・
でも先輩方が注目するほどの選手にとったら目障りでしかないんだろう・・・
日向「でも!!!今までの全部無駄だったみたいに言うな!!!」
レノン「!!!」
あぁ彼は強い人だ・・・
強い意志を持つ目・・・
僕もあの時あぁだったら
まだ・・・
昔みたいになれていたのかな・・・
僕はその二人の近くによる
レノン「無駄ではないと思いますよ日向さん。」
「「「!!!」」」
全員の視線が僕に移る
影山「お前!いつからそこにいた!!!(女!?でも制服が男・・・)」
レノン「えっと澤村さんたちと一緒にここに来ましたのでそこからですね・・・」
日向「あ!!!入学式の!!!」
レノン「はい。入学式の新入生代表の挨拶をしました。桔梗レノンです。それより僕は日向さんのさっきの言葉は僕の心に響きました。その強い意志尊敬いたします。」
日向「あっありがとう!!!」照れっ///