第1章 桜が咲く季節は出会いの季節
日向「すわっす!!!」
大きな声で挨拶したオレンジくん・・・
やっと先輩たちはそのオレンジくんに気づいたようだ
すると田中さんがそのオレンジくんを指差した
人を指差しちゃ駄目ですよ田中さん・・・
田中「お前!チビの一番!!!」
澤村「え?」
菅原「あぁ~!」
澤村「じゃあ・・・もう一枚の入部届けの日向って・・・おまえか!」
オレンジくんは日向っていうのか
またしても髪色と名前がぴったりだ・・・
っていうかチビの一番ってなに?
日向「え?!」
澤村「いやぁ~っちょっとびっくりしたなぁ~そうか!お前らどっちも烏野か!」
日向「あの?」
菅原「俺たち去年のお前らの試合をみたんだ!」
あぁさっき見に行った試合って
影山さんが北川第一だから
対戦相手が日向さんだったのか
って!
日向さんって新人じゃないの!?
てっきり素人だっと思っていた・・・
田中「お前!チビで下手糞だったけど!ナイスガッツだったぞ!」
田中さん・・・
それほめ言葉なんでしょうか??
僕には聊か日向さんがかわいそうに感じていますよ
日向「あっ!あざっす!!」
え・・・本人喜んでる・・・
菅原「バネもすごかったよなぁ~」
田中「それにしてもあんま育ってねぇ~な!」
それは僕に対してもそれを言っているんでしょうか?イラ☆
日向「あ``ぁ・・・うぅ!でも!小さくても俺は飛べます!!!烏野のエースになって見せます!!!」
!!!
僕よりはある身長
でも決してエースとしては足りない身長なのにそれを物ともせずに
身長のいるスポーツで・・・
それを超えるなんて出来るはずないのに
彼の目は真剣だ
そして本気でエースになろうとしている・・・