第1章 桜が咲く季節は出会いの季節
体育館に入ると
田中さんがものすごい顔で睨んでいた・・・
その顔やめたほうがいいと思いますよ田中さん・・・
絶対この人モテないだろうな・・・
失礼だろうけど真実だよね?
田中「おうおうおう!!おめぇら勝手に!!」
ぐいっ
田中さんは澤村さんに捕獲されてしまった
さすがです。澤村さん
っと関心してしまっていた
澤村「影山だな!」
影山「オッス!」
黒い髪のほうは影山っていうのか
名前通りに髪も黒くて影・・・・
それにしてもやっぱり男の子って感じで身長高いな・・・
羨ましいってもうそんなこと気にしなくっていいじゃん僕
僕は黙って待っていることにした
体育館の入り口の横で壁に寄りかかって話しが終わるのを黙って待つ
澤村「良く来たなぁ~」
菅原「結構大っきいね!」
田中「最初が感じんっすよ!スガさん!三年の威厳ってやつをガッっと言ってやってください!ん?!」
オレンジの少年はどうやら気づいてもらえていないようだ・・・
僕よりは身長高いのに・・・
まぁ話し的に北川第一のセッターって子は
あの影山さんなんだろう・・・
オレンジの子は新人?
田中さん懲りないな・・・汗
澤村「田中!その顔やめろ」
優しく注意する澤村さん
なんか大人の優しさって感じがする・・・
日向「ちわっす!」
元気よく挨拶したオレンジくん
でもスルーされてしまい・・・
澤村「身長いくつだ?」
日向「ちわ・・・ちわ・・」
影山「180です」
うわっ!僕より30センチ大きい!
それにしてもオレンジくん頑張れ・・・
でも先輩たちは影山さんの身長のでかさに関心していて
オレンジくんには気づいていないようだ
僕も彼らには気づいてもらえていないし・・・
まぁそのほうが関わらないで済むからいいんだけれど・・・