第30章 明日へ
そんなことがあったなと、昔話で盛り上がる中…
恵土「これから先、私から学んでいこうとか
いつまでもついて行こうという程度じゃダメだ!
相手を追い抜くぐらいの気概で臨め!!
そしてなおかつ、具体性のある手立てを全部身につけろ!!
戦いを終えたからといって終わりだと思うな!
無駄にならないよう次に生かせて
今まで身に着けた動きを応用しながらでも
予測できない動きも、ぶっぱなせるようにするんだぞ!」
太刀川「解ってるって。
最初にやられた後で言ってくれた言葉じゃんか、それ。
その後で恵土と対面した時
相手は次々にベイルアウト連発されるばっかになって
勝負どころじゃなくなっちまったから規定が付け加えられたんだろ?
自発的に緊急脱出すれば敵に点を与えずに撤退が可能だが
「周囲半径60m以内に敵の隊員がいない場合に限る」って」
風間「ああ。
もともと本部において用意された恵土の部屋が
隊としての作戦室で、その内の一室が個室となってたな。
確か、三輪と恵土しか入れないようになっていた」
恵土「うん。
トレーニングルームだけじゃなく
テレビやソファー、シャワーや風呂とかもついてるし
私の部屋以外なら自由に出入り可能にしてるだろ?今も」
太刀川「うん!
恵土の裸を見た時、すっごかったなあ。
胸と尻、あと色白な肌で赤みを帯びてて//(微笑」
恵土「とりあえずお前がいる時は風呂入らないようにするわ;」
出水「うん;
流石にそこで手をワキワキしながら話すのは;」
唯我「きもいっすね;」
太刀川「お前らいっぺんトリオン体になれ!!
切り裂いてやるう!!」
唯我「あの;後ろ後ろ!!;」
太刀川「ん?(振り返る)
げ;」
恵土「秀次…;」
秀次「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)…」
太刀川「修羅だ;」
恵土「鬼の眼だ;」
秀次「殺してやる!!!!」
太刀川「ぎゃああああああああああああ!!!!!;
タイムタイム!!;
生で見たのは背中と尻と、振り返った時の胸だけだ!!;
たまたま湯の温度を確かめに開けた時だったんだ!;
俺はすっぽんぽんじゃなかったけど仕方ないだろ!!!;」
秀次「よくねええええええええええええ!!!!!」
胸ぐらを掴みながら殴りかかる秀次に対し
両手を前に出しながら
ギブギブ!;と叫んで汗を流す太刀川…;