第29章 田中隊
恵土「そういや太刀川
お前、田中隊結成から瞬く間にA級1位になって
それをずっと維持し続けてきたわけだが
1年後あたりで
忍田本部長のと同じようなロングコートにしだしたな^^
あれから風間の服もこしらえたんだっけか?」
風間「あの時はお世話になりました(お辞儀」
太刀川「恵土は結局変えなかったよな」
恵土「最初に入ってきた時の気持ちを忘れないためだよ。
バラバラの格好になっても
気持ちは一つって感じでよかったじゃん^^♪」
肩を抱きながら目を瞑って嬉しそうに満面の笑みを浮かべる中
嬉しそうに笑って肩を抱き返す太刀川と
少し恥ずかしそうな顔をして溜息をつきながらも
太刀川「そうだな!^^//」
恵土「幸せいっぱいだ!^^//」
風間「…//(微笑」
それから後に少し笑い、少しだけ抱き返す風間だった。
迅「でも東さん
また田中隊が新たに結成されるよりも前に
A級1位部隊を率いてたんですよね?」
恵土「ああ。
それから解散して、秀次と加古と二宮と組んだんだろ?(もぐもぐ」
会話中にあげせんをすすめられて食べる中
烏丸「でも、東さんにとっては
恵土先輩が師匠だって公言されてるらしいですよ」
恵土「そっか。
確かに銃を扱うにおいて、コツとかも教えたしな。
予測外の行動とかもひっくるめて1000億パターンほど。
あとお前ら、生身でも壁走りできるように仕込んだよな?
後でテストするから頭に入れとけよ?」
太刀川「うへえ;」
迅「マジで?;」
小南「私は今でもいいわよ(キラン」
レイジ「ああ」
風間「いつでもいいぞ」
木虎「他の人たちもいる中でですか?;」
緑川「結構危険なんじゃ;」
黒江「任せて下さい」
周囲でワイワイと盛り上がる中
古寺「…なんか…
メンツも経歴も凄過ぎて何が何だか;」
奈良坂「知らなかったのか?
俺は秀次から聴いていたが」
古寺「聴いてませんよ!;
その上、雲の上の人じゃないですか!!;」
菊地原「まあ、慈善事業と称して
ボーダーが公表されてない頃から、年寄りの家の手伝いやってたらしいし
馬鹿さ加減も予測外の行動も含めて全て雲の上になるね」
歌川「どちらにしろ凄い人だということに変わりはないか;」
出水「今ここで入ったら場違いだよな;」
そんな光景の中、そう呟いている人たちがいた;