第28章 想い
その光景を見ていた人たちは…
城戸「相変わらずだな(苦笑&溜息」
忍田「まあ、戻って来れてよかった」
林藤「そうそう。何事もないのが一番」
鬼怒田「で?例のあれは完成したのか?」
林藤「当たり前(キラン)
だから長いこといなかったわけなんで^^;
もしそれで完成してなかったら職務放棄ですって;」
笑いながらも、次の話題に移ろうとしていた…
菊地原「っていうより…
結局、僕たちのことを思い出してないじゃないですか」
恵土「いやいや。
それがあったから乗り越えられたのは間違いないわけで」
歌川「あの…
それより、高校で伝わってる話があるんですけど…;
2006年11月11日、ポッキーの日に
15歳の恵土先輩とポッキーゲームをした男が居て
その当時、恵土先輩として
その結果、チョコの部分をくわえた直後に
二人の口の間分のポッキーが吹き飛んだって噂が…;」
恵土「あ~。あれね。
主護霊(しゅごれい)さまが怒ってぶっ飛ばした」
『ええ!!??;』
恵土「あの当時
私はポッキーゲームなんて知らなくて
ポッキーくれるのかな?って思ってくわえたんだ。
そしたらなんか怒声?っぽいのを感じて
その直後に間の部分が吹っ飛んだ。
『あ。怒ってる。
何に怒ってるんだろ?
まあおいしいからいっか(もぐもぐ』
20歳過ぎた後で知ったんだがな?^^
いやぁ~。
あの後勝手に騒いでるんだもん、わけわからなかった!^^」
『わけわからないのはお前の方だ!!;)!!;』
全員の心が一致した;
遊真「主護霊ってなんだ?」
恵土「ここ、現世にいる際に
霊界からついててくれる霊だよ、主に護ってくれてる。
幽界ってあの世から導いてくれてんじゃん。
こっちで生まれ変わる時」
陽介「んと…;」
秀次「とりあえず
お前の見えている世界が全員に見えてるとは思うなよ?;」
恵土「?当たり前じゃん。
視覚共有しなきゃ見えんよ。
魂も思ってくることも感じていることもさ」
『!!??;(まさか見えてる!!??;』
恵土「何か変なこと言った?」
『…;(首横振る』
それ以外、反応の返しようがなかった;