第27章 未来への進撃
恵土「私の場合
トリオンが強力過ぎて
治癒能力と直結するようになった。
ってか駿、お前も残っていいのか?」
緑川「ん~…(後ろ頭をかく)
行こうとは思ったんだけど…
やっぱり、近々戦闘があるって聞いたし
恵土先輩の近くにいた方がいいかなって思って(微笑」
恵土「そっか。
ありがと^^
でもこう見えて、結構めんどくさいよ?
トラウマに振り回されることもあるし
乗り越えたはずの闇を
再び思い出したり、夢だとかで見た後
失敗だとか勘違いだとかで
相手に嫌なことをしてしまえば、勝手にフラッシュバックして
その人は悪くないのに
自分が悪いのに
過去の苦しみとか、色んな感情が溢れ出して
急に目の前で泣きだすことだってあるし…
どうすればいいんだって
困らせるようなことになってしまうことだって
数え切れないほどあったわけだし…」
遊真「だとしても
もうその要因が解ったからいいじゃん」
緑川「そうそう。
相手を大事に想い過ぎるが故ってのも解ってるよ。
過去が要因になって苦しむことだって
小さい時からそうだったって悩むことも
またそうなるかもっていう不安に駆られることも…
もう一人じゃないんだし
どうあっても、少なくとも俺は離れていかないよ^^」
恵土「!っ…(涙目」
緑川「もう言いっこなしでいいでしょ?そういうのは(微笑)
こう見えて結構、人の何倍も寂しがり屋だからなあ^^
恵土ちゃん先輩は(なでなで」
恵土「え?」
緑川「?嫌だった?
恵土ちゃん先輩呼び。
どうせだったら恵土さん先輩?」
恵土「いや、どうせなら先輩抜かそうよ」
緑川「無理無理。
恵土ちゃんなんて呼んだら、流石にねえ^^;」
秀次「ギンッ)…」
恵土「何か秀次が睨んでる!;」
迅「まあまあ。落ち着けよ秀次(苦笑」
秀次「ちっ(ぷいっ!」
迅「とりあえず、オペレーターも2組に分かれるとしますか。
っていうか、戦闘始まってるっぽいぞ?」
恵土「ありゃま」
ちなみに
月見や栞、三上たち・戦場へ参加する各隊のオペレーターが
もう既に纏まって回っているらしく…
こちらのオペレーターに関しては…
残ったオペレーターたちや
沢村がすると言い出したことでそろった…