第25章 傀儡(かいらい)
志岐「那須先輩、気を付けて。
あの一瞬で
シールドとメテオラを同時に併用させて
シールドをメテオラで攻撃することで意識をそらさせていた。
なおかつ、それを発動させた0.3秒後に
シールドとグラスホッパーの融合技、天翔で
グラスホッパーとして出したもので
融合させたシールドによって位置を移動させられるという利点がありながら
あえて位置固定させることで
跳ぶ際の勢いと速さを極端に上げて飛んだ。
と同時に、那須先輩の振り返ろうとした動きから
その右側にシールドとして出したもので
瞬時に起こるはずだった衝撃波をも
融合させたグラスホッパーによって吸収するように跳ね返し
起こるはずだった風までも無効化させて気付かないようにさせていたみたい」
769ページ参照
なぜ逆に強められているように見えるかは770ページ参照。
那須「…尚更に気を引き締めていかないといけないわね」
熊谷「そりゃまあ、玲のバイパーの師匠でしょ?」
那須「ええ(微笑」
太一「え!;マジで!?;
通りで那須さんの攻撃よりも半端ないわけだあ~;(しくしく」
来馬「泣いてないで攻撃だ!少しでも生かせ!」
太一「はい~!;」
ちなみに通信は繋がってます。各々の連携のため。
熊谷「そういえば筒抜けだったわね;」
那須「そうね」
恵土「…;戦う気ある?;」
思わず熊谷と刃を交えたままツッコむ恵土だったが
木虎「どいて下さい!」
その直後、木虎が跳び上がり
その間に張られていたスパイダーによるピンボール=
拳銃での乱射で、熊谷が離れた直後に攻撃しまくるも
即座に自身に纏っていたバリアーを解除させ
受けた攻撃を全て、自身のトリオンを込めながら跳ね返す
起動させて出してからも、位置を移動できるグラスホッパーで纏う。
と同時に、受けた攻撃を何倍もの威力にして
恵土「視覚強化)死角に居る敵まで見逃さん!」
全てをトリオン体に向けて、ぶつけまくっていた。
木虎「くっ!」
無論、ベイルアウトするはずだった木虎だが
即座に割って入ってきた時枝と
時枝のシールドによってギリギリ僅かながらも時間を稼いだことで避け
それと同時に、嵐山のメテオラ同時併用の突撃銃の乱射で煙幕を作り出す。