第25章 傀儡(かいらい)
修「木虎…」
それにあ然とする中…
遊真「恵土の受け売りだな」
木虎「!…まあ、ね」
遊真「前の時に言っていた。
『護りたい気持ちは皆同じ。
それに、強いも弱いもない。
各々が助け合い、個では成し得ない力を生み出す。
それがチーム。
そこにC級もB級もA級も関係ない。
皆で一つのボーダーよ』って
前に教えてくれた言葉も、恵土が言ってたんだろ?
あからさまに、絶対言いそうだもんな」
修「頷)確かに」
千佳「頷)言いそう」
木虎「うるさいわよ!//」←図星
変な方向に話が飛んだ。
その頃、医務室では…
恵土「っ;悪い、やっぱり縛ってくれ。
限界だ;」
陽介「あいよ」
秀次「陽介、もう少し優しく
陽介「ダメダメ。
きつめに縛っておかないと
いざって時に暴れられる時間が増えるだろ?」
やはり、もうすぐで操られそうできついらしい
恵土「…悪い、こんなことになって」
陽介「気にすんなって^^」
恵土「でもさ…本当によかったって思ってるんだ」
『?』
恵土「こういう風に苦しむのが自分だけで良かったって(微笑)
だって、大事な皆には同じ目に遭わせたくはないからさ^^」
『!!』
陽介「…とりあえず、その大事な人に
俺にとっては恵土も入ってるって解ってろ。
このカチューシャだって
恵土が昔プレゼントしてくれたもんだろ?
前髪がうっとおしいって言ってたらくれたじゃねえか」
秀次「…とりあえず
その自己犠牲的な所を多少でいいからマシにしてくれ。
もし逆だったらいやだろ?(なでなで」
恵土「うん、嫌だ^^//」
秀次「!//
なら…
少しでいいから、自分を思いやれ//(ぷいっ」
陽介「にやにや)何顔逸らしながら言ってんだ?」
秀次「その顔はやめろ(イラッ」
二人のやり取りを見ながらにやつく陽介に対し
秀次は、若干ながらも怒りを感じていた…
陽介「いいねえ^^(にやにや」
奈良坂「いつまでもいちゃついてないで
真面目に監視してくれないか?(溜息」
古寺「そうですよ。
今医務室には僕たちしかいないんですから」
秀次「かあああああ)
とりあえずお前ら出てけぇ!!・・////(くわっ」
『ええ!?;』
やり取りを見られ、羞恥心が爆発した秀次。
それを見て、思わずにやつく面々であった…