第24章 迅悠一
その後、帰りの遠征艇で…
小南「っていうよりも
7月中旬に、C級の子を庇って怪我したそうじゃない。
何だって、完治し切ってるの?」
恵土「ま、まあいいじゃん^^;
風間っていう将来有望そうな人だったもんで;
あと、C級は外じゃ使っちゃいけないってことになったから」
小南「当たり前よ!無駄死に以外の何物でもないわ!!
15体に囲まれた状態で、6体倒せただけでも奇跡よ!」
450ページ参照
恵土「まあまあ^^;
市民を護り抜こうとした結果だから;
近界民にも、C級はベイルアウトできないって
悟られずに済んだんだから良しとしようよ!b(キラン」
小南「じゃないでしょ!!!
あんたにもしものことがあったら
私たちはっ…;」
恵土「え?小南?」
小南「…っ;(泣き震え&拳握る」
恵土「え!?;」
小南「あんたが居なかったら…
きっと、ずっと一人だった…
あんたがいたから、やっと居場所だって見いだせたのにっ;」
恵土「あ、でも修業はちゃんと後で作った分身が;(おろおろ」
小南「分身じゃ意味ないのよ!
あんた以上の代わりなんて、いるわけないでしょ!!!;;
ひくっ;;
わぁ~ん!!!!;;」
そう涙を零しながら、すがりつくように
しゃっくりをあげながらも必死に叫び、抱き締めた…
恵土「え;
ちょっ;お前、もう11歳だろ?;(おろおろ」
レイジ「まだ11歳だ。
だが、こいつのいうことにも一理ある。
少しは自重してくれ。
そんな知らせを聞く度、こちらの心臓が縮まってばかりだ」
恵土「え~;
そんなこと言われてもなあ;」
迅「俺からもお願いします(お辞儀」
小南「あんた、まだ知り合って日が浅いでしょ!?
第一、私の方が長いんだからね!3年も!!」
恵土「正確に言うと2年半になるかな^^;」
レイジ「その後で俺が来てましたね、今から1年前」
恵土「そうそう(二度頷」
そう団らんし合っている中
俺は、一つの想いを零した…