第18章 リハビリ
体勢を建て替えながら
左手に持ってた弧月を敵の目の前に投げていた
それに体制を後ろへする敵に対し
左手でグラスホッパーにし、跳び
空中で右手で受け取り、逆手になりながらも
ずばぁん!!
旋空と共に叩き斬った
開始58秒にして、第一戦終了。
恵土「東。
さっきの狙撃も、あの囮も最高だったぞ^^b」
東「え」
「なんだ、打ち合わせ通りだったのか;」
「くっそ!;やられたあ~;」
東「あの…」
恵土「あとで特訓な(微笑」
東「…はい
…(けれど…
このままじゃ、足手まといになるだけのような気が」
恵土「元気出せよ(肩を叩く」
東「!」
恵土「私が組むと値するって認めた相棒なんだ^^
戦術に関しちゃ頼りにしてるんだから(微笑)
答えは、お前の手の中にある。
読み取れ。感じ取れ。そして動け。繋げ」
東「…読んで、感情や流れを感じ取って
動いて結果へと導き、今へと繋げること…
それが、戦術」
恵土「ああ^^
(やっぱり、本に書いてたことは覚えてるか
1000億体を相手にした際の経験ももとにしてるし
そこで、大局的に見る大切さも知ってるし
きちんと、実戦にも生かせるよう書いておいたはずだ)
…出来るさ、必ず(微笑」
東「…はい!(頷&微笑」
恵土「だから敬語やめろよ、堅苦しい~;(苦笑」
東「無理ですよ、きっと^^」
そんな中、避ける際にシールドを作って掴み
逆上がりみたいに回転した直後、グラスホッパーを作り
見当違いな方向へ跳ぶも、東の起こす爆風で飛ばされ
飛んできた敵を切り裂いたり、避けた敵を撃ち抜いたり
様々な経験を踏まえ、A級へと急速に上り詰めていった
が
恵土「エンブレム?」
東「はい。A級の隊にはエンブレムを付けるらしいですよ」
恵土「…ん~。じゃあ」
即興で作ったものをあしらえる恵土
東「…渦?」
恵土「おう。相手を思うが儘に引き込んで一網打尽にする。
どうだ?よくない?(にや」
東「ええ。いいですね。
これにしましょう(微笑」
恵土「おう^^b(キラン」
それから
その天下は、恵土が15歳でS級になるまで続いた。