第1章 出会い
恵土「すーすー」
遊真「気持ちよさそうに寝てるな」
雷神丸「ぶほっ」
とことこ(歩み寄って)
ぴょん(ジャンプ)
どすん(ソファーに横になって眠る恵土のお腹の上に乗る)
陽太郎「あー!雷神丸だけずるいぞ!
俺も上に乗って寝させろー!
(ぽすっ)
うむ…やはり、心地いい…
すーすー」
迅「あーあー;
またやっちゃってるよ;(苦笑しながら頭をかく」
小南「…にしても、また筋肉付いたんじゃない?」
レイジ「ずいぶん鍛え上げたな」
烏丸「一体、どれぐらい強くなったんだか…」
そんな中、宇佐美たちによって説明が始まった。
まずB級にならないと
ランク戦にも防衛任務にも出れない。
黒(ブラック)トリガーは強過ぎるため、自動的にS級となり
ランク戦から外され、チームを組めないこと。
三雲「あれ?」
宇佐美「どうかしたの?」
三雲「いえ…その…
恵土先輩は、S級だったような…」
宇佐美「ふふっ。
いい所に気付いたね(キラン)
恵土ちゃんは、あまりの強さからS級を名乗ることを許された
特別なボーダー隊員!
つまりを言うと…
A級全てを相手に
たった一人で蹴散られれば認められるんだけど
それを実現したことがある人は、恵土ちゃんだけ。
ブラックトリガーを相手に、無傷で倒したこともあるって」
遊真「それは相当だな」
宇佐美「さらに!
ボーダー内で、今までに類を見ない
高密度な質かつ、とんでもない量のトリオンを持っているの」
小南「しかも、繊細な使い方まで完璧」
烏丸「あの戦い方は芸術って言われてるな」
レイジ「忍者でも無理だろう」
迅「できるとしたら神ぐらいじゃないか?」
三雲「…なんか、別次元って感じだな;」
雨取「うん;」
遊真「なかなかに興味深いな(キラン」