第12章 入隊試験
佐鳥「あれ?;
俺のトリオン使わないんですか?;
あの子のつけた大穴の分」
恵土「?何言ってんだ。
後輩の不始末は、先輩の不始末。
後輩のしりぬぐいを、先輩がするのは当然だ」
佐鳥「け…恵土先輩;(だぁ~」
涙を流しながら両手を合わせる佐鳥
佐鳥「恩にきます!(90度お辞儀」
恵土「気にすんな。
私も先に言っとけばよかったのに言わなかったし
止めようとしたけど、止め切れなかったからな。
責任が全くないわけじゃない。
…あの時は悪かったな。
冗談とはいえ、度が過ぎた;今更だが;(汗」
申し訳なさそうに後ろ頭をかく中
佐鳥「めっそうもない!逆に助かりましたよ!
ただのチョップで済みましたし^^b(キラン」
恵土「そう思ってくれたのなら何よりだ(微笑)
じゃあ、私は木虎のとこ行くから」
佐鳥「はいは~い。
いってらっしゃぁ~い^^(手を振る」
そうして歩いていくと…
とある言葉が聴こえて、ふと立ち止まった…
C級隊員で、嵐山隊が顔で選ばれただのと言う言葉を聴き
恵土「ぶちっ)…
誰だ…」
「え?」
恵土「木虎を馬鹿にした奴は…
どいつだああああああ!!!(くわっ!!」
「は、般若だああああああああ!!!!!;」
びゅううううううううううううううううううううううう!!!
黒い顔をしながら、左手をボキボキと言わせ
真っ黒な顔をしながら睨み据えるその姿に
凄まじい速度で逃げ、それを追いかけまわしていた…;
恵土「ふーっ…ふーっ…
バカにする奴は…殺してでも…(ごごごごごご」
三雲「あ、恵土先p
恵土「ギンッ!)…」
三雲「ひっ!?;」
恵土「なんだ。修か。
一瞬、木虎たちを馬鹿にした奴かと;」
三雲「え?;」
遊真「どうしたんだ?
般若と不動明王を掛け合わせた怖い顔して」
恵土「…そんなに怖かったか?;
何でかなぁ…自然とあぁなっちゃうんだ;
木虎含む嵐山隊を侮辱する輩は地獄に落としてでも…(ごごごごご」
三雲「やばいぐらいオーラが真っ黒になっていますよ!?;」
恵土「気にすんな。殺したらおさまる」
三雲「危険極まりないです!;」
恵土「安心しろ。よく言うだろ?
万死に値するって」
三雲「もっとぶっそうですよ!;」
そんな頃…