第12章 入隊試験
東「しかし、銃型トリガーだと
トリオン能力の差がもろに出るでしょ?否が応でも。
どうするつもりですか?
どれだけ威力が低いライトニングでも、きついんじゃ」
恵土「そりゃまあ…
8歳当時のトリオン能力にしてもらってるから大丈夫でしょ(微笑」
しかし…
どっごぉおおおおおおおおおおおおおおん!!!!
千佳が開けた穴の、30倍の大きさの穴が貫通されるだけでなく
天をも貫いた…
恵土「………」
それに対し、静寂に包まれる中
長い沈黙の後
恵土「よし、佐鳥!減棒な!^^b(キラン」
佐鳥「ええええええええええええええええ!!!??・・;(震え」
肩に手を置く恵土に対し
自分を指さしながら、真っ青&白目になる佐鳥…
東「二度頷く)…」
それに対し、東は真顔で二度頷いていた…
佐鳥「ガーン)そんなああ・・」
それに佐鳥は思わず
ショックのあまり、真っ白になりながら白目になった…;
恵土「…;
冗談だからな?;
流石に私は自分で責任取るし直すよ?;(汗」
佐鳥「よ、よかったぁ;(泣き震え)
ありがとうございます神様ああ;;(ひざまずく」
恵土「何で私にひざまずいて両手を合わせるんだ?;」
東「拝んでるんですよ、たぶん」
佐鳥「恵土先輩がいてくれてよかったぁ~;」
そんな中、鬼怒田は千佳を可愛がって撫でていたが…
他のスナイパー訓練生組は、あっけにとられていたとか…;
その後、しっかり指導せんか!と鬼怒田が三雲を怒っていた;
恵土「鬼怒田さん、私が直すよ。
いつもよりも遥かに割増しで。
そのかわり減棒とかもチャラにして?」
鬼怒田「…;
とりあえず、トリガーをオフにしてくれないか?;
小さすぎて、トリオンを採取する気にもならん:」
恵土「あ、そっか。トリガーオフ。
訓練用トリガーは大事にとっとこう、記念に(キラン)
ってことで、いつもの奴でトリガーオン!」
それから減棒はなくなり、佐鳥への拳骨のみで済み
恵土がトリオンを供給することで
ボーダー本部の壁は、一夜の内に直るだけでなく
今までよりも強く、強化されたのだったとさ…