第43章 飲み会(過去と今)
恵土「そういやレイジ
レイガストで壁ぶち抜けるか?
一緒に壁をぶち抜いて帰ろう!^^」
レイジ「ダメです」
烏丸「っていうより無理です」
小南「っていうか今更酔いが回ってるんじゃないでしょうね!?;」
恵土「酔ってない酔ってない~^^//(ふらふら」
迅「ダメだな、こりゃ;」
恵土「でもレイガストっていえば大変だったな。
弾丸トリガーの強化と流行に腹を立ててエンジニアに転向した奴がいてな。
対弾丸トリガー用のブレードとして、シールドとスコーピオンをベースにレイガストを製作したんだ。
最後あたりは雷蔵に任せっきりだったな~」
それは、3年前…
雷蔵「何とかできませんか!」
恵土「ん~。そうだな。
じゃあ、貫かれないように強化された防御重視の奴が言いな」
その当時、雷蔵はアタッカーであり弧月使いとしてはトップクラスだった。
恵土「トリオンを全て硬化すると衝撃波が全体に伝わりやすくなってしまうから
やっぱり外殻は固く硬質化したものとして、内側は柔らかいエネルギー化したもの…
日本刀のような構造がいいだろうな。
私が編み出したバルブによるシールドもそんな感じで、全部防げてるわけだし実証済みだし。
それを参考に密度を両方共に高くすることで発揮する力を増大させて、ある程度調整しながら変形も可能。それをもとにして作られた『物質として感知されるほど硬質化してないことで変形できるスコーピオン』と同じようにすれば、どんな角度からやられてもある程度調整できるようになって(ぶつぶつぶつ」
雷蔵「あの;恵土先輩?;」
恵土「それならいっそのこと変形できないようにすることで防御力を高め、そして内部にためたエネルギーを放出させて跳んでいくとかで攻撃力にも転換したりすればアタッカーとしてもやっていけるし、その変形でブレードモードとかシールドモードとかで置き換えれば自在に出来るし応用の幅だって広がる。もっと付け足していけばシールドと同時に併用すれば防御力がさらに増えていくことになっt
雷蔵「話を聴いて下さい!!!;」
鬼怒田「すまんな;考え出すと止まらないんだ。
肩を揺するか、つつかない限りは」
『夢中になると聞こえません、ご注意ください』
張り紙を指さしながら言う鬼怒田に
雷蔵「なんの注意書きかと思ったらそれだったんですか!!??;」
雷蔵は心底思った;