第43章 飲み会(過去と今)
『ごちそうさまでした~!(お辞儀』
あれから
現地解散ということになり、恵土にお辞儀していた。
恵土「ってことで
会計も終えたわけだし、皆を送るよ。
蓮華さんは元気にしてるか?辰也。
たっちゃんって呼んでる?(にや&キラン」
来馬「あはは;(苦笑)
もう俺は子供じゃないですよ^^;
それと母さんは元気にしてます」
恵土「そっか。それは何よりだ^^」
来馬「あの時、本当に助かりましたよ。
あなたみたいになりたいって思ってたし
ゲーム感覚で大学レベルまで教えてくれたから(微笑」
『マジで!!??;』
そりゃ驚くって!;
ってかマジで!?;
来馬「うん^^;
おかげで、進学校を卒業して進学できてたわけだし(微笑」
恵土「もう大人かあ…
あんなにちっちゃくて私の周囲をうろちょろしてたのに」
感慨深げに溜息つくなよ;
来馬「あはは^^
でも、本当に尊敬してるんだ。今でも…
だから、健康で長生きすることを誕生日プレゼントにしてくれないかな?」
恵土「…ああ^^」
来馬「12年前みたいに、死にかけるようなことは…やっぱり嫌だから」
恵土「…ああ」
来馬「でもまさか、恵土先輩の見舞いに来て泣いてた時に
いきなり殴り飛ばしてから
『恵土は死なない!!死ぬもんか!!』って言ってきたのが秀次君だったのは意外だったかな^^;」
秀次「あの時は本当にすみませんでした(深々お辞儀」
来馬「大丈夫。気にしてないよ(微笑)
それに…俺でもきっと、そうしたと思うし^^」
秀次「ありがとうございます(お辞儀」
秀次の奴、内心冷や汗ダラダラだな;
今も冷や汗頬にかいて真っ青になってるし
その出来事は、言うまでもなく…
前に、恵土が車の中で説明してくれたものだ。超極秘機密事項の…
城戸さんの妻子だけでなく数人が殺されて
数十人が連れ去られた、大きな事件…
神隠しといわれていたが、真相を知るのは少ない……
っていうか、来馬と古い知り合いだったなんて知らなかったぞ俺;
今日(2月18日)で20歳になった来馬が
7歳(2月10日からって言ってた)から12歳ってことは…
恵土が11歳から16歳か。
確かに当時の現場のが被ってるよなあ;
そんな時、恵土が呟きだした。