第39章 終わらない悪夢、忍び寄る闇
そんな風に
秀次「いい加減に解れ!;」
恵土「キスしてくれたら考える!」
秀次「!なっ!//(かああ」
恵土「どうしてもっていうなら
抱き締めながら口にキスしてくれなきゃやだい!(ぷー」
頬を膨らませながら、そう言って顔を逸らす恵土に対し…
秀次「…//
はあ;(溜息)
常に感情がもろ出しだと思ってたが、もっと上があるとは;」
恵土「べー!だ。
それごと受け入れてくれるって言ったの誰だったっけ~?」
舌を出しながら言う恵土に対し
秀次「俺だ」
即答しながら、後ろ頭をかき
そうしてから、恵土の両肩を両手で各々掴み
決して離れないように、両腕の中に閉じ込めるように抱き締めた。
恵土「…秀次//」
秀次「…恵土//」
お互い、互いを見つめ合いながら
次に起こることを予測し
互いに頬を赤らめながら、顔をどちらともなく近付かせ合う中
ごんごんごん!!(車のドアをノック)
菊地原「お楽しみの所悪いけど
残り30秒前ですよ!?7時まで!」
恵土&秀次『!!??』
いきなりの音と叫び声に、一瞬で離れて跳び上がった。
木虎「しー!!;
お楽しみの所を邪魔しちゃダメですよ、やっぱり!;」
後ろから人差し指を口に当てて言う木虎だったが
それでも菊地原は止まらず
菊地原「だって遅刻するでしょ、このままじゃ」
風間「そうだな…
待ち合わせの7時まで、残り13秒だ」
時計を見ながら言う風間と会話していた。
恵土「さあっ!!)!!!;
トリオン体分身&瞬間移動ー!!!;」
その会話を聴いた直後、恵土は青ざめながら一瞬で
一緒に来ていた人たちを瞬間移動させる中、分身を作り出して残し
車を運転させて戻るようにし
車を別荘に戻した場合、その直後に
皆のもとに戻すと同時に、それまでの記憶も移行するようにした。
それから後
7時ちょうどに待ち合わせ場所について分けなのだが…;
恵土「あ~;びっくりした;
きくっちー、心臓に悪いよ;」
菊地原「気付くのが遅すぎなんですよ。
その前でも普通の声で言ってても気付かないし
それぐらい互いの存在に熱中してたし、どれだけ殴り殺そうと思ったか」
恵土「ならその前にヘッドロック決めてやらー!!」
そうしてじゃれ合う中
影浦「おせぇ!!」
影浦のツッコミが炸裂した。