第39章 終わらない悪夢、忍び寄る闇
秀次「だから恵土…
頼むから、生きてくれ(微笑)
俺に生きていて欲しいのなら
一緒に生きて、笑って…
バカやって、泣いて、感情も暴露して……
ありのままでいていい。
それごと、お前が俺を愛してくれたように…
俺も、お前を…
ありのままのお前を、誰よりも愛している。
だから恵土…
何度でも言う。
本当は、そう感謝するのは俺の方なんだ。
生まれてきてくれて、俺に出会ってくれて
一緒に、今まで生きてくれて……
本当に、ありがとう^^(涙」
恵土「んっ;(頷)
これからも、よろしくお願いします(お辞儀)
ぐずっ;」
両者は共に、涙を流した…
互いの存在を、何よりも近く感じながら…
前を見て、進むために…
これからも、生きていくために……
それから二人は抱き締め合い
涙が止むまで、互いを決して離すまいとしていた。
二度と離したくない。
そう感じていた、小さい時のように。
それを体現するかのように
恵土「いや、だったんだ…」
それから、近界でのある出来事を話した(728~730ページ参照)
秀次「!
…だから、なのか?」
恵土「頷)うん。
それだけはどうしても許せないから必死だった;
でも、人によってそういう基準も変わってくるし
程度だって、色々と変わってくるからさ…;
だから…
私にとっては
近界民だから、敵だから…
それで差別するなんて真似はしたくない。
ましてや、それを平気でできる人にもなりたくない。
そりゃ余程の事情がない限りはな^^;
秀次だったら許せるよ?
殺しちゃうのは、無論ダメだけど」
秀次「…当たり前だろ。
まったく(溜息)
俺の方針は変わらないし、態度を変える気もない。解ったな?」
恵土「はいはい(苦笑&溜息)
それごと愛してるよ^^旦那様♪(微笑」
秀次「うるさい//
俺の方がよっぽど愛してる//(ふいっ」顔逸らす
恵土「!!//
…(くす)
…(ぴとっ」
それから二人は、引っ付き合っていた。
微笑みながら、とても幸せそうに…
互いを近くに感じながら
その温かさに触れながら、満足げに微笑んでいた。
(2月21日PM7:46~22日AM2:10更新、1429~1444(16ページ))