第39章 終わらない悪夢、忍び寄る闇
太刀川&陽介『あっはっはっ!!^^』
太刀川「なに俺たちマジになって話し込んでたんだ?^^」
陽介「ホント笑える!」
肩を組んで笑い合いながら進んでいく中
木虎「私はまだ許してませんから!
二人共!!(ぷいっ!!」
後ろから叫び、それに振り返った太刀川と陽介を睨んだ直後
一瞬で顔を逸らしながら進んでいった。
陽介「恵土の前だとデレデレなのになぁ。あと烏丸にも」
恵土「そうだねぇ。
でもまあ…
素直にぶつけられるだけいいと思うよ?
とりあえず、前に進もうか^^
あと邪魔になってるから。色んな意味で!」
陽介「ってちょっと待って!!;
その色んな意味って何!?;」
太刀川「俺たちのこと嫌いになったのかああっ!!?;」
恵土「はいはい愛してる(溜息」
菊地原「恵土の中では補欠でね」
恵土「そうそう」
太刀川&陽介『ってええええ!!??;』
恵土「冗談だから先へ進め。本当に邪魔になってる。
ってか信号変わるし危ない」
そう言い合いながらも
再び歩きだした時、その顔には笑みを浮かべていた…
一緒に前を見て進んでいける。
離れられず、拒絶されず、否定もされず…
ありのままに居られる。
それが、たまらなく嬉しそうに……
最終的に一緒になって笑いだし
満面の笑みを浮かべ合わせながら、進んでいった。
迅「よかった(微笑」
その中、それを見ながら安堵の息を漏らしていた。
悪夢がよみがえることも、予知の視野に入っていた。
それでも…
こうして、笑い合える未来が視えたからこそ……
止めず、前に進むことを選んでいた。
風間「安心したか?
お前の視えた、未来通りになって(微笑」
その直後、その後ろから迅に歩み寄りながら呟いていた。
迅「!…
風間さん…」
それに驚きながら、考えると共に思いを紡ぎだした。
迅「…そうだなぁ(微笑)
やっぱり、あぁいう未来になる方がいい^^
きっと…
必要なんだよ、こういう未来も…
色んな所に…
深く、強く…繋がっているから(微笑」
そう言いながら
愛おし気な眼差しを、前を歩く恵土の方へ向けていた。
満面の笑みを浮かべるそれを見て
とても嬉しそうに、微笑みながら…
今までが、その連続だったように……
一つの、深い理解と共に呟いた………