第38章 祝勝会(悪夢と現実)
その凄まじい炎に…
恵土「おお~。
これが…
人間による人間のための暖房か!」
風間「違う;(汗」
思わず呟かれる中、風間が即座にツッコんでいた。
その間、秀次は窓際に肘をついたまま考え込んでおり
後部座席に座っていた木虎と陽介はというと…
木虎「…;
凄いですね、あそこまで燃え上がれること自体…が;」
陽介「おし!!恵土からハグもらうぞ!!!//(ゴゴゴゴゴ」
木虎「え;(熱い;」
陽介「そして…頬ずりしてもらおう(にやにや」
秀次「おい(黒」
にやにやしながら拳を握って言った直後
すぐ近くには、黒い炎に燃え上がる秀次が現れた。
恵土「おおおおおお!!!
秀次も暖房化したっ!!!!(キラキラ&微笑&拳握」
風間「違う;止めろ;(汗」
秀次「恵土に手を出すな(ゴゴゴゴゴ」
陽介「いやいやいや;
ただ単に報酬にハグをしてもらおうと思っただけで
あと頬ずり程度なら別にいいだろ?
小さい時もやってもらった
し!?;(聞いた秀次の有様を見て、驚きながら叫んだ」
その時の秀次は…
小さい時にやってもらったという事実に対し
怒りと嫉妬の炎で燃え盛らんがばかりの勢いだった。
その当時の状況…
運転席では情熱のごとく、真っ赤な炎が凄まじい勢いで燃え上がり
中間(左側(秀次))では後部座席(左側(陽介))に向けて
凄まじくどす黒い炎が、凄まじい勢いで燃え上がっており
互いが車全体にまで拡がりつついた。
恵土「おおおおおお~~~(ごくっ」
それに対し、中央にあたる位置にいた恵土は
拳を握りながら、感嘆の声を言ってからつばを飲み込み
風間「溜息)はあ…もう知らん(ぷいっ」
中間の右にいた風間は、窓へ視線をやりながら肘をついた。
木虎「凄い熱気;」
後部座席(右側)にいた木虎は、冷や汗ながらに見ていた。
小南「風間さん…
恵土を愛していないんですか!!??」
風間「ピクッ)…」
その小南の熱意のこもった叫びに
小南「愛しているのなら、尽力して下さい!!!!(くわっ!!」
風間「…いいだろう。
太刀川!今から言うルートを全速力で行け!!
50分かかる所を20分に速めるぞ!!!」
太刀川「了解!!!」
風間は答え、燃え上がった。
恵土「風間も暖房化した!!!!」
結果、車Aが優勝した(1359参照);