第37章 祝勝会(変わらぬ過去、変わらぬ想い)
全力でぶつかる以前に、距離を取られるばかりだった。
一人だって、そういう人はいなかった。
だから余計に…涙が止まらなかったんだ。
こういう風に、いつだって優しく
距離も取らないで、傍にいてくれる人が居続けることが……
菊地原「僕も…ずっと、愛していますよ。
いつも口には出さないけれど
本当に、あんたのおかげで助かってきた。
あんたのせいで、戻れた。
責任取って、一生いないと許しませんからね(ぼろぼろ)
ひっく;ぐすっ;うぅっ;;」
恵土「くす)涙でぼろぼろだな^^)
あ~あ。これから劇なのに、雨が降ってきた」
菊地原「そうですね。でも、すぐやみますよ。
あんたが、隣にいるから…(ぼそ&小声」
恵土「^^(なでなで」
そう涙ながらに鼻声で呟かれた最後の言葉が聴こえたかどうかは解らない。
でも、きっとこの想いは永遠に変わらない。
そして…
大事そうに撫でてくれる温かさも優しさも…
その当時から、会った時から変わってない。
慈しむように、大事に、大切に…
それが、本当に助けられた。
とても温かくて、居心地が良くて…
気に食わないはずが、嫌われるはずが変わっていった。
見えてくる世界が、変わってきていた。
恵土「きくっちー^^
お土産もってきたぞ。食べるか?b(にや&キラン)
今なら皆いないし内緒で食べれるぞ^^」
菊地原「いいですね。じゃあ半分ずつで」
歌川「おい!;」←今来た
恵土「くっそぉ!!;あと一歩!!;」
菊地原「一歩所か一瞬でしたけど?期待返せバカ」
恵土「仕方ないじゃんかあああ;(わああああん;」
菊地原「あほ、ぼけ、なす、まぬけ」
恵土「わああああああん;
お前の耳で監視しろおおおお;」
菊地原「知りませんよ
本当は足音とか聞こえてたけど(ぼそ」
恵土「最初に言ってくれええええ;」
風間「何をやっているんだ?;(汗」
バカらしいやり取りも
恵土「きくっち~。
疲れた~(ぼふっ)
マッサージよろしく~」ソファーにいる菊地原の膝に頭を乗せる
菊地原「了解」
恵土「ってそこ違うううう!!;
ってかただの頭のぐりぐりやんかああああ;」
菊地原「知りませんよバカ」
恵土「お前はみさえか!;
なら風間は風間君か!!」
菊地原「ままごとでも始めるつもりですか?;」