第37章 祝勝会(変わらぬ過去、変わらぬ想い)
風間「まったく。キスするにしてもほどほどにしt
太刀川「そんなら俺と代われーーー!!!;
風間さん、俺と代わってくれえええ!!;」
恵土「えー。やだー」
太刀川「俺とキスしろおおおお!!!;(涙」
だんだんだん!!
ぷーっぷーっぷーっ!!
横目で見る限り両目瞑って泣きじゃくってるけど…
ねえ、これ運転できてるって言えるの?;
恵土「さあ?あ、そうだ!」
手を打って、何するつもり?;
っていうか、やかましいクラクションの中で
一体何を?;
うぃいいん(風間さん側の窓を開ける)
恵土「ぱらりらぱらりらぱらりらぱらりら♪」
ごぉん!!
うぃいいん(窓が閉まる)
恵土「…痛い;」
風間「やめて下さい;
それより太刀川、前の信号が赤になる。
車を止めると同時にクラクションも止めろ、周囲に迷惑だ」
流石風間さん、間髪入れずにツッコんだ。
?もう一人のバカは一体何をやって?
小南「そうよ。
クラクションならさないでよ…(太刀川見る)
ってハンドル!!ハンドルー!!!・・;」
太刀川「もう明日も見えねえよ、涙で何も見えねえよおお!!!;;(滝涙」
両手でハンドル叩いてるって言われなきゃ気付かないんじゃ?;
おーいおいおいと泣き崩れてる場合じゃないんじゃ?;
恵土の命かかってんのに何やってんのこの人!;
太刀川「もう何も見えねえ!!;
こんな世の中間違ってるううう!!!;」
いや、お前には世の中否定されたくない。
恵土「ちょっときくっちー、こいつ止めてやって;」
無理に決まってるでしょ、車違うんだから。
小南「って前!!!;
ブレーキいい!!」
ぎきいいいいいいいいいいい!!!!
うわっ。
何とか止まって違う所の駐車場へ奇跡的に入った。
運が良過ぎにもほどがあ…
風間「太刀川、俺と運転を代われ」シートベルト外す
恵土「やだやだ!;蒼也が隣じゃなきゃヤダ!!;」
いや、抱き締めて止めてる場合?;
風間「ちょっと;離して下さい;」
恵土「お前の代わりなんて一人もいないんだ!!;
髪の触り心地いいのお前だけなんだ!;
そして…
さらさらふわふわのきくっちーが2番目だああ;」
いや、カウントしなくていいから;ってかいないし;
それよりぱっぱと追いつかないと、どんどん行っちゃうよ?;
大丈夫なの、あれ;
流石に心配になってきた;